今回、稚内の受信で一番驚いたのが、北米中波局の受信状態でした。
先に簡単に報告しているように、15時頃から23時頃までICF-2010単体、つまり内蔵のバーアンテナのみで30数波の受信をすることが出来ました。ただ、この中で局名の確認が出来たのがほんの少しだったのが残念です。
これは信号の強弱と、サイドの混信が激しいのが理由と思います。もちろん、ラジオの選択度も関係しているかも知れません。
北米本土は23時頃まで受信できていました。
やはり西海岸の局なのでしょうか。特に強いなぁと印象に残っているのが1050、1100、1090、1510kHzの各波でした。1510kHzはKGA(ワシントン州)でした。
アラスカ方面は780kHzのKNOMと850kHzのKICYが午前5時頃まで受信できました。
3時くらいまでは両方ともかなり安定していました。
3時頃に1140kHzで聞こえていた英語局はやはりアラスカの局でしょうか。
KICYは17時よりロシア語番組となりました。WRTH2006では1830までとなっていますが、実際はそれ以降もロシア語が出ていた様です。
内蔵バーアンテナでこれですから、もっと良い受信機とアンテナを用意すればもっとものすごい結果が出たのではないでしょうか。
※780kHz、KNOMの受信音→ここをクリック(RX:ICF-2010、2100頃)
※1530kHz、KFBKの受信音→ここをクリック(RX:ICF-2010、1700頃)
※850kHz、KICYの受信音→ここをクリック(RX:ICF-SW7600GR、0500頃)
コメント
良好ですねえ
北米は、近隣諸国ですねえ。
当地で、AFN沖縄中波を聞いているような感じです。
確かに良好でした
確かに良好に受信できました。
年間を通じてどういう状態なのかとても興味がありますね。
少なくとも850kHzを聞く限りでは通年何だかの形で受信できるのではないかとも思っています。