📡 北海道・札幌から国内外のラジオ放送を受信・記録しています。

2026年10月のラジオあれこれ

10月の「ラジオひとことログ」から受信記録や放送局の動き、受信機に関する話題を振り返ってみました。

今月は中波の海外局の受信状況やデジタル放送、北海道内のFM放送の受信、受信機のファームウェアなど、いろいろな話題がありました。特に月の後半は、普段とは違う電波の届き方や、新しいソフトウェアの情報が気になる日が続きました。

中波DXと海外放送

北米中波の受信状況

10月15日、最近の受信状況を振り返ってみると、10月に入ってから北米中波の信号が弱くなっているように感じました。季節の変化によるものなのか、単に受信条件が良くない日が続いているだけなのか、気になるところです。

一方、26日の20時30分頃には780kHzと850kHzの信号がともに強く入感しました。25日の18時頃には、ATS Mini V4と303WA-2の組み合わせでも850kHzのKICYを受信できています。

日によって変化する北米方面の伝搬は、引き続き注目したいところです。

国内中波局の思わぬ入感

10月15日の午前5時頃の録音を聞き直したところ、1197kHzでは地元のSTVラジオよりも、RKBラジオの北九州中継局の方が強く受信できていました。

同じ周波数でも、時間帯や伝搬条件によって遠方の局が強くなることがあります。録音を残しておくと、こうした変化を後から確認できるのが面白いところです。

中国の中波放送を調べる

10月9日の20時には、774kHzで受信した中国局がテレビの「新聞聯播」を放送していました。この周波数からは湖北省の局を連想しますが、実際にどの局だったのかは確認できていません。

12日には午前5時に1323kHzでCRIの広東語放送を受信しました。5時から言語が変わったようで、「世界華声」なのかどうかも含めて気になる受信でした。

放送内容や番組の切り替わりは、局を特定するうえで重要な手掛かりになります。

中波DRM放送の受信

10月22日、午前5時に録音した1557kHzのDRM放送を確認したところ、受信ソフト(Dream)に「AMDrm」というラベルが表示されました。以前と変わらない表示で、帯域幅は9kHzでした。

29日には900kHzでもDRM波を受信しました。信号は強く、問題なく復調できましたが、送信元は不明です。帯域幅が9kHzであることから中国からの送信ではないかと考えましたが、確証はありません。

900kHzという周波数も含めて、今後の動向が気になります。

北海道のFM放送と受信調査

三角山放送局の休止と再開

札幌市西区のコミュニティFM局、三角山放送局(76.2MHz)がスタジオ移転のため放送を休止しました。

10月7日に受信してみると、確かに電波は出ていませんでした。普段は同局の電波がある76.2MHzが空いている状態です。これがEスポシーズンだったら、ほかのコミュニティFM局を受信する機会になったかもしれません。

14日の午前5時30分には放送の再開を確認しました。

旭川FM補完中継局の試験電波

10月20日、92.6MHzで旭川のFM補完中継局の試験電波を何とか受信することができました。

アンテナは岩見沢市のFMはまなすが最も良好に受信できる方向に向けてあり、おそらくその先が旭川方面だったこと、そして高感度のDP-666を使用したことが受信につながったのではないかと思います。

北檜山とニセコのFM中継局を受信

23日、旭川のFM補完中継局をチェックしに出かけた際、86.0MHzでNHK-FMが弱く受信できていることに気づきました。

気になったので18時59分の局名告知を狙って再び確認したところ、函館局のIDが出ました。受信していたのは、せたな町の北檜山中継局と考えられます。出力は100W、受信地点から約150kmも離れています。

しかもロッドアンテナでの受信だったので驚きました。山岳回折によるものかもしれません。

同時に78.9MHzのニセコ中継局(30W)も受信できました。これなら76.2MHzのラジオニセコも受信できるのではないかと思いましたが、三角山放送局が停波していた時にチェックしておけばよかったと後悔しています。

苫小牧でFMとまこまいを聴く

18日は苫小牧市を訪れ、83.7MHzのFMとまこまいを聴きました。受信した時間帯は、自局制作番組の再放送が流れていました。

受信機とSDRソフトウェア

RX-260Aの動作が不安定に

10月4日、TEF6686を使用したRX-260Aの動作が怪しくなってきました。

電源を入れると強制的にFM受信になってしまうほか、受信中の「サー」という音や、受信帯域が勝手に自動設定へ切り替わるなど、いくつか気になる症状が出ています。

受信機としての性能とは別に、操作や動作の安定性も大切だと感じました。

OFFgrid-SDRというソフトウェア

13日には、海外で紹介されていた「OFFgrid-SDR」というSDRソフトウェアが気になりました。

HTMLファイル1つで動作し、RTL-SDRを接続すればインターネットに接続しなくてもFMや短波などを受信できるというものです。

なかなか面白い発想で、こうした新しいソフトウェアにも興味が湧きます。

ATS Miniのファームウェアを試す

23日、中国のサイトで公開されていた、通常のラジオ受信に加えてネットラジオも聴けるというATS Mini用ファームウェアを見つけました。

使用頻度が少なくなっていたV3にインストールしてみたところ、起動できなくなってしまいました。PCに接続してもCOMポートとして認識されず、復旧できない状態になりました。

ファームウェアの書き換えには、やはり十分な注意が必要だと感じました。

その後、30日には「Diamond Radio Firmware for ATS MINI」が開発されているという情報を知りました。同じ日にはATS Miniをゲーム機にするファームウェアの情報もありましたが、こちらは導入するとラジオ機能が使えなくなるとのことです。

31日にはATS MiniへDiamond Radioをインストールし、Diamond Dual Bootも導入しました。AスロットにDiamond Radio、Bスロットに通常のファームウェアを入れ、切り替えて使えるようになりました。

ただし、Diamond Radioは76〜88MHzに対応していない点に注意が必要です。

DP-666のファームウェア更新

28日にはDP-666のファームウェアが更新されたらしいという情報がありました。バージョンは2.20.11とのことです。

少し疑問に感じる部分もありましたが、今後確認してみたい更新情報です。

海外の放送設備とその他の話題

ロシア極東の放送設備点検

10月14日、ロシア極東各地で放送設備の定期点検が予定されているという情報がありました。

対象はRadio Rossii、Mayak、Visti FMなどが多いようですが、この日はRadio Vostok Rossiiの765kHzも対象になった模様です。

ただし、同局の休止予定は日中だったため、札幌で停波を確認することはできませんでした。

チェコの大型中波アンテナが解体

18日には、チェコのリブリツェにあった高さ355mの中波送信アンテナ2基が、10月15日に解体されたという情報がありました。

チェコのRPIが伝えたもので、かつて最大1,500kWで送信していた大型設備です。

こうした巨大な送信設備が姿を消していくのを見ると、中波放送の歴史を感じます。

JJYの停波予定

21日には、標準電波JJYの60kHzが日中のメンテナンスで停波するという情報がありました。

自宅の電波時計は60kHzで時刻を合わせることが多いため、停波によって何か変化があるのか気になるところです。

ラジオNIKKEIが通常運用に復帰

10月6日には、ラジオNIKKEIが通常の運用に戻りました。

それまでいろいろありましたが、通常運用への復帰を知ってホッとしました。


日々のラジオ受信や受信機のこと、気になった放送関連の話題などは、ラジオひとことログに随時記録しています。
この月次記事では紹介しきれなかった小さな話題もありますので、よろしければそちらもご覧ください。

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