無事に札幌に戻ってきました。
今回の稚内での調査の一つとして「北米中波」がありました。
2006年1月に調べた時にはバーアンテナのみで多数の局が長時間受信できましたが、シーズンもほぼ終息に近いこの時期、果たしてどの様な状態なのかとても興味がありました。
尚、今回の受信機はICF-SW77です。
そこで昨日の状況ですが、大体19時頃からアラスカのKICYが受信できる様になりました。
そして1930頃から西海岸の局が受信できる様になり、20時台がピークだった感じがします。そして、2100を過ぎるあたりからだんだん弱くなり、2130過ぎにはアラスカ以外はフェイドアウトといった状況でした。
各局とも結構早い周期のフェーディングを伴っていて、長時間安定して受信できるというケースは余り見受けられませんでした。
短時間の入感である事も含め、英語が確認できた周波数は:
1700 1640 1600 1550 1510 1500 1300 1160 1100 1090 1040 850 780 680kHzでした。
この内、比較的良好に受信できていたのは1600 1300 850の各波でした。
ちなみに昨日の稚内の日没は1830頃。日没後から受信できているというのも季節的変化なのでしょうか?
いずれにしてもこの時期でもラジオ単体でこれだけ受信できるというのは、やはり恵まれたロケーションなのかもしれません。
↓850kHz KICY 1900頃
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↓1090kHz XEPRS 2055頃(IDは入っていません)
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↓1300kHz KKOL 2100頃(IDは入っていません)
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