ソニー製ラジオのAM用外部入力端子

ソニー製ラジオに装備されているAM用外部端子入力はピンプラグをきっちり「根元」まで差し込むと長中波帯の感度が抑制されるようです。そこで、我が家のソニー製ラジオ5台でいろいろ試してみた結果を報告します。
尚、アンテナはAORのSA7000。これにアペックスラジオ製の35BNC-ATでピンプラグに変換しています。
また、これらはあくまでも当方所有のラジオでの結果ですので、この結果が全てではないと言うことを十分ご承知置きください。

ICF-SW77→長波帯はほとんど使い物にならない。中波帯はほとんど感度の抑制は感じない。1620kHzの道路情報が5台の中で唯一、そして明瞭に受信できた。中波はかなり使えるかも。気になったのがノイズの多さ。ラジオの向きを変えるとノイズが変化したことを考えると、フェライトアンテナでそれを拾っている可能性が高い。
ICF-2010→長波・中波帯両方ともかなりの抑制を感じる。差込位置を工夫すればそれ相応に受信できるが、いちいちそんなこともしていられない。
ICF-SW7600GR→長波・中波帯ともに抑制を感じるが2010程ではない。
ICF-SW1000T→7600GRより少し抑制を感じる。それでも2010程では無い。これも差込位置を工夫すれば相応に受信できる。
ICF-7600D→長波・中波帯共に抑制を全く感じない。抑制という点では5台のラジオの中では最も良好な結果が得られた。しかし、受信時には35BNC-ATのアッテネータを50位にしなければならない。

あくまでも私見だが、長。中波帯両方で一番良い結果(抑制が少ない)が得られたのがICF-7600D。中波に限定するとICF-SW77が良い結果を出したということであろうか。
尚、短波帯ではどれも甲乙つけがたい結果で合ったことを付け加えておく。また、我が家では180kHzが混変調で使い物にならない周波数だが、7600GRだけはこの混変調が一切認められず、しっかりとカムチャッカが受信できたことも報告しておく

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